俳句ブログ 小夜衣

2014年09月

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金木犀今は二人の庭に咲き  小夜


金木犀が咲き出しました

マンションの植え込み

公園の駐輪場

学校の裏庭

町のあちこちで良い香りがします。



季語は 金木犀(きんもくせい)


花言葉は 気高い人


家族の賑やかな話声が聞こえていた庭

今は

花は今年も咲いてくれます。


金木犀の花には、低血圧症、不眠症の薬効があります。

花をホワイトリーカーに漬け込んで飲むのです。

花だけで50gってどのくらい 花が必要なのでしょう





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池水のきらめき暮るる茨の実  小夜



季語は 茨の実

バラ科の落葉低木 夏に白い花を咲かせ

実は6~9mmの球形で、秋に真っ赤に熟す

河川敷などによく生える


万葉集では「うまら、うばら」で登場する。

道の辺のうまらの末に這(は)ほ豆の からまる君をはなれか行かむ
丈部鳥(はせつかべのとり) 第20巻 4352

野茨にからみつく豆のように 私に絡みつく君と離れて行かねばならない
防人の歌



薬用になる。

まだ青みの残る実を採取し、日干しにする。

これを永実(えいじつ)とよぶ。

便秘、むくみ、にきび、腫れ物に薬効がある。

栄実エキスは化粧水などにも使われる。


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寅さんをあっちでみたと渡り鳥  小夜


季語は 渡り鳥

秋になって北方から渡ってくる鳥。

白鳥、雁、鴨などが群れをなして渡ってくる鳥のこと。



寅さんの映画を見たら 柴又に行きたくなった

というメールが届きました。


フーテンの寅さんのイメージが渡り鳥と重なりました。

「フーテン」とは 
     精神の状態が正常でないこと。また、その人。
     通常の社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人。


ムッシュはつらいよ

リチャード・ギアのCMもすっかり馴染みました。

いいのでしょうか、イメージダウンになりませんかね





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この秋も風とたわむれわれもこう   小夜

季語は「吾亦紅」

こうみえてバラ科です。

昭和55年に植物学者たちが発表した 新・秋の七草

見渡せば 今も秋野に乱れ咲く 花かぞおれば七草の花

  ホトトギス ノギク カルカヤ ヒガンバナ マツムシソウ またワレモコウ リンドウの花


この話を実際に見たのは、数年前のことです

それ以来 秋にこの花が咲くのを楽しみにしています。

この花がもし春に咲いたなら

こんなに心惹かれたか

花には花の咲く時がありますね


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ビル街に気づく人なし秋海棠     小夜


季語は秋海棠(しゅうかいどう)

別名を断腸花(だんちょうか)

作家の永井荷風が愛でた花で

昭和10年、東京日日新聞社が、名士に依頼して選ばれた新・秋の七草

この時永井荷風は 秋海棠を選んでいます。



ビル街の植え込みで咲いていることがあります。

植木の手入れで入れた土に混ざっていたのかしら

急ぐ人の並み 誰にも気づかれないけど

結構身近に野草はあるんです

 

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