2014年09月30日 金木犀今は 金木犀今は二人の庭に咲き 小夜金木犀が咲き出しましたマンションの植え込み公園の駐輪場学校の裏庭町のあちこちで良い香りがします。季語は 金木犀(きんもくせい)花言葉は 気高い人家族の賑やかな話声が聞こえていた庭今は花は今年も咲いてくれます。金木犀の花には、低血圧症、不眠症の薬効があります。花をホワイトリーカーに漬け込んで飲むのです。花だけで50gってどのくらい 花が必要なのでしょう
2014年09月29日 茨の実で 池水のきらめき暮るる茨の実 小夜季語は 茨の実バラ科の落葉低木 夏に白い花を咲かせ実は6~9mmの球形で、秋に真っ赤に熟す河川敷などによく生える万葉集では「うまら、うばら」で登場する。道の辺のうまらの末に這(は)ほ豆の からまる君をはなれか行かむ丈部鳥(はせつかべのとり) 第20巻 4352野茨にからみつく豆のように 私に絡みつく君と離れて行かねばならない防人の歌薬用になる。まだ青みの残る実を採取し、日干しにする。これを永実(えいじつ)とよぶ。便秘、むくみ、にきび、腫れ物に薬効がある。栄実エキスは化粧水などにも使われる。
2014年09月28日 渡り鳥で 寅さんをあっちでみたと渡り鳥 小夜季語は 渡り鳥秋になって北方から渡ってくる鳥。白鳥、雁、鴨などが群れをなして渡ってくる鳥のこと。寅さんの映画を見たら 柴又に行きたくなったというメールが届きました。フーテンの寅さんのイメージが渡り鳥と重なりました。「フーテン」とは 1 精神の状態が正常でないこと。また、その人。2 通常の社会生活からはみ出して、ぶらぶらと日を送っている人。ムッシュはつらいよリチャード・ギアのCMもすっかり馴染みました。いいのでしょうか、イメージダウンになりませんかね
2014年09月26日 吾亦紅で この秋も風とたわむれわれもこう 小夜季語は「吾亦紅」こうみえてバラ科です。昭和55年に植物学者たちが発表した 新・秋の七草見渡せば 今も秋野に乱れ咲く 花かぞおれば七草の花 ホトトギス ノギク カルカヤ ヒガンバナ マツムシソウ またワレモコウ リンドウの花この話を実際に見たのは、数年前のことですそれ以来 秋にこの花が咲くのを楽しみにしています。この花がもし春に咲いたならこんなに心惹かれたか花には花の咲く時がありますね
2014年09月24日 ビル街の秋海棠で ビル街に気づく人なし秋海棠 小夜季語は秋海棠(しゅうかいどう)別名を断腸花(だんちょうか)作家の永井荷風が愛でた花で昭和10年、東京日日新聞社が、名士に依頼して選ばれた新・秋の七草この時永井荷風は 秋海棠を選んでいます。ビル街の植え込みで咲いていることがあります。植木の手入れで入れた土に混ざっていたのかしら急ぐ人の並み 誰にも気づかれないけど結構身近に野草はあるんです