五七五ブログ 小夜衣

2014年09月

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秋の雲 気まぐれ猫の爪の跡  小夜

季語は「秋の雲」



澄み渡った空に 浮かぶ白い巻雲

秋らしく爽やかです。



上層雲に属する繊維上の白雲

5~13kmの高さに現れる

極めて小さい氷の結晶から成る。

すじ雲。巻雲。



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桔梗にふくらむ頬をつつく君 小夜

きちこうにふくらむほほをつつくきみ


桔梗の膨らんだ蕾を 無痛で写真撮っていると

私の頬をつっついて

私の頬も膨らんでいるって 



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紙風船のごとし桔梗の蕾かな  小夜


季語は 桔梗  

秋の七草の朝貌は桔梗だという説があります。

「キチコウ」は薬草としての漢名です。

根は喉の漢方薬に使った。


青紫の花色が鮮やかですが

紙風船のような蕾も愛らしい

「紙風船」春の季語




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女郎花つなぐ手ぬくし影長し  小夜


季語は女郎花(をみなえし) 秋の七草です。

細い茎の上部はよく枝分かれし 

黄色い小花をたくさんつける

微風にゆれる姿は、たおやかで女らしです。

根は敗醤根という薬草になります。



をみなえし 佐紀沢に生ふる 花かつみ かつても知らぬ 恋もするかも

中臣女郎(なかとみのいらつめ)

女郎(じょろう)というのは、貴族の令嬢や夫人の敬語。紀女郎など。

郎女とも書きます。こちらのほうがお家柄がよい子女だそうな。坂上郎女など


”をみなへし”の語源は”女らしい”といういう説を支持したいです。 

 

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萱草を背にあずま屋のふたり連れ  小夜


夏の季語の藪萱(かんぞう)は、藪萱草のことで

別名を忘れ草といいます。

 「この花をみると憂いを忘れる」

という中国の故事から そう呼ばれるそうです。

一日花で 傍題に”ひるな”もあります。


夏のある日 このあずま屋には

お歳を召した カップルがいらっしゃいました

私には

ご夫婦には見受けられませんでした 


老婦人は 楚々としていて

老紳士はダンディな雰囲気で

憂いに背を向けて生きていらっしゃるようで

いつか私も・・・エッ




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