2014年10月14日 十三夜 呼ぶような声にふるえる十三夜 小夜柱時計が11時を打った頃襖の向こうで寝ているオジの苦しそうな声そこは 若くして亡くなったいとこが お盆に来た時寝ていた場所 怖いことが頭をよぎる起き出し おじを覗く寝言をいっているのだった朝、怖い夢でもみたかと訊くとなにも覚えていないという10月6日 十三夜のこと
2014年10月13日 赤トンボ 赤トンボ声なきに聴く子守唄 小夜季語 赤とんぼ赤トンボがいつもより気になったのはやはり 葬儀に来ているからでしょうか庭の植木にとまりこちらを見ている赤とんぼに亡き人を重ねてしまうのでした。
2014年10月11日 野分 のべおくるもんをゆるがすのわきかな季語は”野分(のわき)”秋の暴風雨のことです。野の草を吹き分けるほどの風の意味。 10月6日 台風18号の通過した関東この日は 親戚の通夜に参列しました。